リミット
2010年 1時間35分
ジャンル:ドラマ、事件、拉致、1スポット
監督:ロドリゴ・コルテス
出演者:ライアン・レイノルズ、ロバート・パターソン、ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス、スティーヴン・トボロウスキー、サマンサ・マシス、エリク・パラディーノ
登場人物はたったの3名。
2人は頭だけ。
なんと、箱のなかだけで撮影された本映画。
なにがなんなのか全くわからないが、主人公の落ち着きと共に、待てる我々も状況が分かってくる。
この映画は本当に臨場感が凄く。
自身が誘拐された時、生き埋めにされ気がついた時から救助されるまでこんな感じなのかと思わされる。
少し映画内容。
主人公はトラックの運転中、ゲリラに襲われ。
誘拐され棺桶に入れられ生き埋めにされる。
棺桶の中には携帯電話とライターとその他がある。
携帯電話の内容は外国語で全く読めない。犯人の目的が何かもわからない中、残された携帯電話の電池残量とわずかなライターの明かりを頼りに、家族や友人、警察や国家安全保障局などに連絡するが理解してもらえない中、確かに迫る命の危機に、犯人からの電話。
助かるのだろうか。
ネタバレです。
落ちまですっかり書いてます。
大丈夫ですか?
では。
登場人物は2名。主に1人のシーンで途中に、以前拉致され殺害された女性が送られてきた映像で登場したのみ、他の登場人物は音声のみ、声のみの出演だ。今までにない映画だった。
いきなり拉致されて、棺桶の中にいるシーンから始まる。電話と、ナイフ、酒と、懐中電灯、ライター、ケミカルライトのみ。携帯電話でいろんなところに電話して、救助を求めるが、どこも取り合ってくれない。場所もわからないし、嘘かもしれない電話にどこも取り合ってくれやしなあ。たらい回しにさらる。
とりあえず叫ぶ。
地獄のような恐怖に襲われる。
突然犯人からの要求が来る。
「金を用意しろ。9:00までに。さもなくば死ぬだろう。」
そして、電話は切れる。
安全保障局にこのことを告げる。金を払うのは不可能だと言われる。
テロ対策本部に生き残り方を電話だ教えられる。電話の音が鳴るようにする。最低限使わない。他にも君のような人がいたこと。
対策本部「でも彼女や彼らは助からなかった。助かったのはほんとわずか。でも、こちらは全力をつくすから君には頑張ってもらいたい。」
ポール「そうやって涼しいところで指示を出してんじゃなくて、早く探しに来いよ!お前にはわからないだろ。この気持ちが、そうやって何人も死ぬところを見てきたんだろ。楽しいか?楽しいだろうな!痛くも無いもんな!」
対策本部「落ち着いてくれ。」
ポール「落ち着けるかよ!。。。どうしたらいい。」
進展を待つ中、少し休んでいると太ももに何かあるのを感じる。しかし動いてはいけないよかん。ズボンの裾からは蛇がでてくる。蛇は隅に丸まりこちらを威嚇する。ポールは、足をゆっくり引き。ウイスキーに手をかける。この狭い空間ではなにもできず蛇が出ていくまで静かに待つ。隙間から蛇が出ていくとそこを服で埋める。もう入ってこないように。
テロ対策本部から電話がくる。
話している間に、犯人の電話を着信するが、「電話番号を教えろ!切るな!先に番号を教えてくれと対策本部に言われる。」
ポール「でも早く出ないと。」と押し問答の末、「分かった出るんだ!」
犯人「彼女がいるな。彼女は無事か?」と脅される。
動画を撮って送れ。と要求される。
一度断るが、彼女のもとに手下がいる。と脅される。
動画を撮り、世界に広まる。
彼女「動画を見たわ。ごめんなさい。電話に出なくて、、、そんなことになってると思ってもみなかったの。」
「無事なのか?」
彼女「ええ。私は大丈夫。今友達といる。」
対策本部「テロリストの1人を捕まえて、尋問して君の居場所をおおよそ分かったから部隊が向かってる。」
ポールの埋まっている付近で戦いを始める。爆撃機が地面を襲い、主人公の棺桶は木製。木が割れて砂が入り込んでくる。服を脱ぎ隙間を埋める。
そして、9:00になった。
テロ対策本部から君の場所を突き詰めた。
と連絡があり、その時に彼女から連絡が来て。
「もう助かるから、心配させてすまない。」
そしてもう一度、対策本部から電話がくる。
「救助されるまで電話を切るな!」
爆撃の衝撃で砂が入り続ける。
電話の先からは「見つけたぞ、ここを掘れ!」
ポール「まて、なぜ声が聞こえない?!そこにいるのになぜ、電話の君たちの声が聞こえないんだ!」
電話の先から「見つけだぞこれだ!」
砂は首元までくる。
ポール「なぜ、なぜ君たちの声が上から聞こえない!そこじゃ無い。」
ポール「早くしてくれ、砂で埋もれて死んでしまう。早く。。。」
テロ対策本部「ポールすまない。以前の女性の棺桶に案内されてしまった。」
ポール「ああ、、そうか。」・・・・・・・・
砂に埋もれる。
対策本部「すまない、許してくれ。」
バッドエンドの映画で鳥肌がすごかった。